管理人プロフィール
管理人:じょうしま
経営コンサルタント。工学博士。思想家。科学者。教育者。
兵庫県生まれの40代。ちょうど団塊Jr.真っ只中、就職氷河期の世代です。国立大学の大学院を修了後、大手化学メーカーの研究員、国立研究機関、海外勤務等を経て独立。技術経営コンサルタントとして、主にメーカー経営者たちのサポートを行っています。
読書が好きで、気づけば8000冊以上
読書が好きで、物心ついたときから本を読みまくっていました。これまでに読んだ本はざっと数えても8,000冊は下らないと思います。家のライブラリーにはお気に入りの約3,000冊があり、お気に入りの本に囲まれた幸せな生活を送っています(笑)。
なぜこんなに本好きになったのかというと、幼少期の祖父の影響が大きいです。私はおじいちゃん子で、赤ちゃんの頃から祖父が本や新聞を声に出して読んでいる横にずっといたためか、小学校に入る前には本が大好きになっていました。祖父は明治時代生まれの人でしたが、たいへん新しく柔軟な考えを持った人で、勤め人として勤勉に働いただけでなく、5つのビジネスを所有するビジネスオーナー、起業家、投資家でもありました。自ら一代で財を築き上げた祖父から、大切な教えをいろいろ無意識のうちに刷り込まれてきたのですが、そのひとつが、「たくさんの本を読む」ことでした。
「本は、人間が考えた最高の発明のひとつ」
「本は、時間や空間を越えて、書いた人の思いや考えに接することができる」
「本は、その人の何十年の人生を、何時間かで追体験することができる」「いつでも、どこでも、何回でも」
そんなことをよく言っていました。
祖父はおもちゃは買ってくれませんでしたが(笑)、私が興味がある本でしたら何冊でも買ってくれました。最初は絵本だったと思いますが、そのうち難しい本も読めるようになり、幼稚園くらいから新聞(日経新聞と朝日新聞)を普通に読めるようになっていたので、当時の幼稚園児では珍しく、石油危機などのエネルギー問題や地球環境などに関する本も読んでいました。完全に祖父の影響です(笑)。
小学校では普通の子供が読む本に加えて、ブルーバックスやガモフ全集のような科学系の本、初歩のラジオや子供の科学、天文ガイドの様な科学系の雑誌が好きでした。また、読書だけでなく、実践するのも好きだったため、大阪・日本橋の電気店街で電子部品を買って来ては電子機器を作ってみたり、顕微鏡写真や天体写真にも凝っていました。
中学、高校時代も、高校受験の無い中高一貫校に行ったため、授業中以外は学校の勉強をほとんどせず本ばっかり読んでいました。この時期には技術書以外に、国内外の文学作品や成功哲学、投資などの本にも興味を持ち始めました。特に成功哲学はこれまでに自分の潜在意識にあった祖父の言葉とほとんど同じような教えが書かれているのを見て、強い衝撃を受け、むさぼる様に読んだ記憶が鮮明にあります。
大学に入ってからもその勢いはとまらず、図書館が充実していることを良いことに、本ばっかり読んでいました。中・高・大・院の学生時代に5千冊以上は読んだと思います。社会人になってからもペースはゆっくりになったものの、少ない月でも月10冊以上、年間だいたい200冊位は読んでいます。