世界を代表するグローバル企業(松下電器産業(現パナソニック))の創業者である松下幸之助氏による名著。
経営の神様として知られ、世界初の事業部制や日本初の週休2日制などを次々と実現し、1代で世界的な大企業を築き上げた日本を代表する起業家である。
1968年に書かれた本ではあるが、仕事や生き方の姿勢や心構えが、松下幸之助氏本人の言葉で語られている。言葉のひとつひとつに、氏の人柄が感じられ、優れた経営者=優れた人格者であった一面がうかがえる。普遍的な内容は、時代を超越して通用するものである。また、経営者やマネージャークラスはもちろんのこと、一般社員や学生の方にも是非読んで欲しい1冊である。
道をひらく(松下幸之助)
なお、「道をひらく」の続編が1978年に刊行されている。こちらも前編を読んだ方に是非おすすめしたい内容である。
こういった素晴らしい名著に出会える喜びに感謝したい。わたしたち特に日本人には必携の書である。
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